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【いくZ!!】ポケモンSMシングルレート2002 クサZゲッコウガスタン【S2】

初めに

初めましてこんにちは、サンムーンS2にて自身初のレート2000を達成したので構築記事を書きました。私はあまりサイクル戦は好きではないのでなるべくサイクルを回さず対面で役割破壊を狙いアドを取って裏のエースで全抜きする構築を目指しました。

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TN アクラ 最高2002

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※順位は最終のものではありません

ポケモン個別解説

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ギャラドス(メガストーン) ようき いかく→かたやぶり

AS252H4 

たきのぼり/じしん/こおりのキバ/りゅうのまい

 どこにでもいるテンプレのりゅうまいメガギャラドス、これだけでも強力ではありますが唯一のメガ枠の為選出で対策ポケモンを呼びやすいのでそれらを後述のゲッコウガと合わせて一掃するのがこの構築のコンセプトです。

性格はりゅうまい後にコケコやメガゲンガーを抜く為にようき、準速スカーフの霊獣ランドやデンジュモクに加速バシャーモ等を考えると最速まで振るのが安定だと感じました。ちなみにメガ後なら最速デンジュモク(C実数値225)の10万を受けてもH4振りだけで31.3%の乱1というとんでもない耐久です、実際に対戦で耐えてびっくりしました。Aを削って確定耐えまで調整してみてもいいかもしれません。

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 ゲッコウガ(クサZ) おくびょう へんげんじざい

CS252B4(王冠使用)

みずしゅりけん/めざめるパワー炎/くさむすび/れいとうビーム

この記事のタイトルにもなっている構築のエースです。ギャラドスゲッコウガの並びをナットレイカミツルギや耐久高めの水(レヒレ、スイクン、ナマコ、アシレーヌ等)でまとめて見ようとして出てきたところを役割破壊のZ技とめざパで落としアドを取り裏のギャラドスを通しやすくします。仮にレヒレ対策にコケコ、ナットレイ対策に炎タイプなどあからさまなのをぶつけてしまうと逃げられてサイクル戦に持ち込まれてしまうので誘って倒すためのポケモンです。₍ナットレイは確1取れませんがメガギャラのじしんで落とせる範囲まで削れます₎

実際の使用感はとにかく強く、役割対象がポンポン後出しされてきてそれを突破するとメガギャラの出番も無しにそのまま3タテする試合も多かったです。

めざ炎持ちがいることは知っていてもまさか持っていないだろうという感じでナットレイは本当によく飛んできますし、スイクンくさむすびはあっても耐えるから返しの冷ビやミラコで倒そうと考えているからなのか冷ビを受けによく飛んできました。(実際はブルームシャインエクストラで行動前に散っていった為何をしようとしてたのかは知らないです)

それとダストシュート警戒で流石にレヒレは逃げていくのかと思いきや逆にポンポン飛んできてブルームで散っていきました、珠ダメが無いため両刀では無いと思われたのでしょうか。(ちなみにレヒレの体重ではくさむすびの威力は40しかでません)

クサZの利点

上述の通り耐久水を役割対象とし、よくあるマンダマンムーレヒレ(orスイクン)という並びを一匹で見れるようになります。くさむすびは威力不定の技ですがZ技のブルームシャインエクストラにすると威力160固定になり体重の軽いレヒレや水ロトムも倒せます。

また、よくある珠型ではないので当然ですが珠ダメが無いのが大きいです。珠のダメージは結構痛いのです、ゲッコウガは紙耐久とは言われてますが相手の技を読んでへんげんじざいでタイプ受けができれば意外な程耐えますし当然一発耐えて上からもう一度殴った方が総ダメージは大きいです。それにボーマンダ等の元々の役割対象には珠でなくとも役割遂行できる火力はあります(冷ビでHD特化マンダも確1)。一発の火力が微妙に足らずに落とした試合は僅かにありましたがそれ以上にゲッコウガが相手の攻撃をぎりぎり耐えて勝った試合はとても多かったです。

技について

初めはみずしゅりけんの枠をあくのはどうで使っていましたが変えてから大活躍しました。そもそも現環境ではゲッコウガあくのはどうを打ちたい相手が殆どいません。現在のPGLの統計ベスト30の中であくが抜群で入るのがギルガルド、ゲンガー、メタグロスのみ。しかもガルドは倒せないだけでなく保険発動、メガゲンガーにはそもそも上を取られるしグロスはめざ炎二発で十分です(思念はまず飛んでこない為返しの鋼技とバレパンもタイプ受けできる)。

悪技の等倍範囲は確かに広いですがゲッコウガは弱点を的確に突いていくポケモンであると考えているので実際に使っていて欲しいと思う場面はありませんでした。

 

みずしゅりけんはとても役立ちました、バシャーモはもちろん削れたすなかきドリュウズやタスキパルシェン等のS上昇積みポケへのとどめなど使う場面は多かったです。

初手によく来るタスキマンムーくさむすび₍タスキ発動₎→ステロ→みずしゅりけんでつぶてを使わせずに落とすというパターンも多々ありました(ステロ撒きは最低限あくびや削りなどもう一回行動できないとディスアドだと私は考えています)

また、初手スカーフ霊獣ランド対面で弱点を突きつつとんぼがえりを等倍で受けれるため安定択になりやすいです。

 

 

 
 

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ジャローダ(きあいのタスキ) おくびょう あまのじゃく

CS252H4(王冠使用)

リーフストーム めざめるパワー岩 ミラーコート へびにらみ

対面性能の鬼、ギャラドスゲッコウガが両方辛いリザードンと蝶舞ウルガモスを止める枠。炎対策に草ポケってどうなのかって思われるかもしれませんが上述の通り逃がさず確実に役割遂行する為です。

でんじはといたずらごごろ弱体化によりラム持ちが減ったのでへびにらみが刺さりまくりました。リザードンは逃げずにりゅうまいやニトチャ使ってきたので麻痺で機能停止させめざパで削ります。そのまま麻痺バグで突破することも多々ありました。外すリスクがあるリフストは完全有利対面以外なるべく使わない立ち回りを心がけました。(リザにはめざぱ二発)

構築で苦手なメガフシギバナやテテフをミラコで強引に潰したりと出たら何らかの仕事はしていく強いポケモンでした。ちなみにあまのじゃく解禁前の五世代からずっと対戦で使ってます(ミーハーじゃないアピール…)。

 

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マンムー(いのちのたま) いじっぱり あついしぼう

AD252S4

じしん こおりのつぶて つららばり どくどく

よくある珠マンムー、H振りガルドをじしんで落とせてつぶての火力が高いです。それだけです。コケコ等電気への後出しを考えるとチョッキでも良かったかもしれないですがどくどくないとポリ2が辛いです(じわれは信用できない)。

 

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ギルガルド(ゴーストZ) れいせい バトルスイッチ

HC252A4

シャドーボール せいなるつるぎ かげうち キングシールド

これまたよくある最遅ギルガルド。あまりサイクルは回したくないですがテテフに後出しできるポケモンがいないとまずいので採用、普通に強かったです。初めはじゃくてんほけんでしたが警戒されて発動機会がなかった為ゴーストZです、テテフを流した後に出てくるポケモンにぶつけます。ゲッコウガとの同時選出も割とありましたがこちらのZ技は無理に使う必要もない場合が多かったのでその時ははたきおとすのダメージ軽減に役立って?いました。

 

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ヒードラン(ふうせん) ひかえめ もらいび

HC252S4

ふんえん だいちのちから げんしのちから ステルスロック

辛いリザードンのもう一つの処理ルート、オメガルビーのボックスに居たのを急遽連れてきました。リザ+鋼等の選出をされるとジャロではリザが引いてしまい役割が果たせないので採用。ふうせんともらいびによりXYどちらにも安定して後出しできます。そしてYなら流し際にステロ、Xならだいちで削り逃げたらステロを撒いて役割終了という構築唯一の準伝にして最も扱いが雑なポケモンです。こいつくらいはH実数値調整とか素早さ調整とかしてもよかったんじゃないかと思ってますが仕事はしたし目標のレート2000乗れたので問題はないかと…

 

まとめ

レート1800まではコケコが非常に多かったのでヒードランの代わりにチョッキ霊獣ボルトロスが入ってましたが上位になると減ってきたので変更したところ1800から27戦20勝でレート2000に到達することができました。見ての通りきそポイントは全てぶっぱ振りだったりします…

サイクル戦による交代読みが少なく役割破壊により安定択を取りやすいことと命中不安技をなるべく採用しなかったので安定した勝率を残せたと思います。何十戦もするレートで外しによる負け筋を生むダストシュートやハイドロポンプを私は使う気にはなれませんでした。

 

選出率はやはりゲッコウガがトップで狙った通りレヒレスイクンナマコ水ロトムヤドランアシレーヌミロカロス等の水ポケモンをブルームで倒してくれました。特にレヒレなんかは数十匹葬ったかと…

また、みずしゅりけんはPGLによると増えて来てはいるもののまだまだ想定されてない動きをされることが多かったのでよく刺さりました。負け濃厚の場面で4発5発当てて試合をひっくり返してくれたこともありました。

 

 

最後に

元々好きだったゲッコウガジャローダと共に目標であったレート2000になれたのはとても嬉しいです。特に自分で型を考えたゲッコウガが思った通りの活躍をしてくれたのが面白かったです。一度2000に乗っただけではまだまだかもしれませんがクサZゲッコウガは上位でもある程度戦えると証明できたのではないかと思います。ゲッコウガに限らずポケモンの型にはまだまだ可能性があると思うので今までの育成論に捉われない新しい型の研究が進むのが楽しみです。私のS2は一か月残してお先に終了しますので皆様対戦ありがとうございました。並びに最後まで読んで頂きありがとうございました。